通販でお付き合い頂いている方からの御注文で、
東京に出ますので持ち帰りたいと。
お目に掛かるのは初めてですし、大歓迎です。
と返信いたしました処、間を置かずに電話が鳴りました。
『 例の、頼んでないのにキャンセル料の竿って見れますか? 』
笑いながら仰る。
この時点で楽しそうな予感。 ブハハハハッ!
「 勿論です。」
その他諸々と、例の竿を抱えて、
駅近の喫茶店へ出向きました。
御注文の確認が済みましてから、竿を御披露した訳です。
『 僕の7’3より良いですね~。』
それは使い込んでみなけりゃ何とも。
生まれも育ちも良いのだけれど、横道に逸れちゃって、、、
ブハハハハッ! が止まりません。
自分で使うのは気分が悪いので、作風の見本として置いておくつもりです。
ってな事をお話した次第です。
『 僕が引き取るってのは如何でしょう? 』
??
本気でしたら、新しく作って貰う方が宜しいかと存じます。
変な魂が乗り移ってるかも知れませんよ。
ブハハハハッ!
『 注文したら今季、間に合わなくなりますし、作者さんと沢さんしか触ってないのでしょう? 綺麗な物ですよ。』
では、こうでこうだから、幾ら幾らで良いですよ。
『 沢さんが買って欲しいと言うなら、遠慮なく甘えさせてもらいますが、
僕が欲しくなった物ですから、100%で買います。』
カッコイー!! 男前に拍手!! と言ったら、
奥様までブハハハハッ!! って。
お二人でニコニコされながら、本来の御用事に向かわれたのでした。
こんなに気持ち好い事は久し振りですので、
晩飯が美味いこと美味い事。
かくして、爽やかな朝でしたとさ。
雨模様でしたが。